設計費用について

設計費用について

弊社の業務費用は、一般的に伝えられている『建築工事額に対するパーセンテージ』ではありません。

業務費用算出の基準は
1) 計画建物規模(延べ床面積、階数、高さ)
2) 建物用途
3) プラント機器種別、設置機器数
4) プロジェクト工程
5) その他(入札条件、建設予定地、法令条件:開発の有無等)

設計と施工を分離する時のメリット

1) 建築コストに関して、競争原理に基づいた適正価格で実施できるように入札できる
2) 見積価格と工事内容が明確になる
3) 分離発注が可能になる(建設工事、機械設備、電気設備、プラント設備等を希望する分離発注が可能)
4) 工事希望内容を工事費用ベースではなく、効果的か否かで検討できる

※上記メリットは、設計・監理が十分な機能を効果的に作用することが大前提であるため、十分な知識が必要とされる

設計・施工を一括で行う時のメリット

設計と施工の意思伝達が容易であり、完成度が高い

しかし実際には、営業、設計、施工で構想や要望事項の本質の伝達は非常に難しく
工事コストを考慮し、提案内容が最良のものにならないことがあります。

設計内容で施工価格も明確になるので、費用に関しての不安がない

一方の見解では、基本計画で概算見積し予算化され、実施設計で精査見積し契約価格とするが、
概算予算に縛られる為、希望通りの仕様にならない事があります。希望予算に合わすために契約時点でコストを抑えた場合、
工事期間中に追加費用が発生する仕様変更の提案が行われる等がありので、実際には費用に関しての効果は期待できません。

さらに問題なことは、設計・施工の場合、建築コストの内、20~25%程度は施工会社の諸経費となっているので、施主側とのコストギャップが生じます。

その際、規模や建築の仕上げは、見た目に判るためグレードを下げにくいので、設備グレードを下げることが多くあります。そうした場合は、大半は稼働してからの不具合となって表れます。

参考例

※参考になる過去の見積もり案件の一部となります

藤本食品(株)広島工場

伊賀屋食品工業

延べ床面積 4265.73㎡ 2階建て
生産ライン 3ライン
竣 工 平成27年12月計画開始 平成28年6月着工12月完成
計画・設計・設計監理費 25,000,000-

計画・設計業務費用

項   目

単 位

価格

 

A

設計業務

 

 

 

1.  

設計に関する調査業務

 

¥5,000,000

 

打合せ業務

(週1回程度)

一式

 

 

 

検討業務

(条件整理)

一式

 

 

2.  

基本設計図書の作成

 

¥5,000,000

 

基本意匠図計画

(一般図)

一式

 

 

 

基本構造計画

 

一式

 

 

 

基本設備計画

(各種設備仕様)

一式

 

 

3.  

実施設計図書の作成

 

¥10,000,000

 

見積に必要な図書

 

一式

 

 

 

(意匠図、構造図、設備図)

 

 

 

4.  

特殊設備図

 

一式

¥2,000,000

 

(排水処理施設図、コンテナ洗浄設備図)

 

 

 

5.

申請業務

 

一式

¥2,000,000

 

(事前協議、CASBEE、省エネ、土壌汚染対策、騒音規制、下水道法、建築確認、道路施工承認、屋外広告物)

 

 

 

6.

諸経費

一式

¥2,000,000

 

ポイント:短期間での計画の取り纏めや設計及び諸官庁手続きを行う。

まずはご相談ください。

お問い合わせの際は写真や図面等の資料をご用意いただけると
更に詳しく、素早い対応が可能となります。

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